Q. Kiinnovatorを導入する前の課題や導入の経緯について教えてください。
これまでは、受注と図面等の作成を一人で行っており、紙の図面の印刷数のばらつき、口頭での連絡など、情報共有がまばらで生産上でのミスや材料発注のミスなどに悩まされていました。
そんな時に、Kiinnovatorを使って生産をされているうえざと木工様の現場を見て感動しました。まさに我々が抱えていた課題を解決するシステムになるのではないかと思い、紹介を頂きました。
導入前は紙の図面が散乱していることもしばしば
Q. Kiinnovatorを導入した結果、どのような点にメリットを感じていらっしゃいますか
―“共有”できることが最大のメリット―
これまでは確認したい図面を1枚1枚めくって探していく作業が非常に手間でした。ところが、Kiinnovatorを使うとその欲しい図面がすぐ出てくる、この点にまずは一番のメリットを感じています。また、必要なことはメモしておかなければなりませんし、Kiinnovatorは、それを紙と同じように手書きのメモや指示のように残せることが便利です。ある作業を行う時に、いきなりその作業にとりかかるのではなく、事前にその作業がどんな作業なのか把握してから取り掛かることができる、これは非常に助かっています。
さらには、そのメモや指示も他の人と共有できるという点も非常に便利ですね。仕事の風通しや意思の疎通が非常に良くなりました。とにかく、人ぞれぞれの作業状況を“共有”できることに最大のメリットを感じます。前は行ったり来たりしながら紙を見て、他の人のメモを確認していたので。そして、もちろん作業のミスや発注ミスなど大幅に軽減されています。
Kiinnovatorはメモをそのまま書き込めたり、作業を可視化できる
―情報が集約されて確認が簡単、しかも操作が楽しい!―
事務面では、部材の発注状況や在庫管理状況が一目で確認できるということ、つまりKiinnovatorにすべての情報が集約されており、それが簡単に確認できるという大きな変化をもたらしてくれました。これまで、バラバラに管理されていた情報が一つに集約されているという点は非常に大きなメリットです。検索すればすぐに知りたい情報にアクセスできるのもいいですね。
それに、これは仕事のツールではあるものの、使用することがとても楽しいという側面もあります。これは、私だけではなく、他の人たちもそうらしいのですが、みなさん職場だけではなく、家に持って帰って楽しんでいるようです。
直感的で、誰でも簡単に操作可能です
Q. 導入に際して苦労などはございましたか?
―スムーズな導入、社内の結束も高まる―
弊社は人数が多いのですが、Kiinnovatorの導入およびその社内への浸透はスムーズに行きました。実は導入にあたって不安を感じた人もいたようです。しかし、実際に導入してみると、それは杞憂に過ぎませんでした。こういったツールが苦手である年配の社員も抵抗なく受け入れることができたようです。60代のパソコンやスマホも苦手な社員も問題なく使いこなしています。
これまでは作業のほとんどを一人で図面だけ見て完結していましたが、Kiinnovatorを導入することによって、メンバー同士が話し合い、コミュニケーションが多くなりました。導入によって、「社員が一丸となってキノベーターを導入して、いいものを作っていこう」という気風がさらに高まったように感じます。
Kiinnovator導入説明の際の様子
Q. 今後Kiinnovatorへ期待することは?
以前は材料を紙の多さや厚さで感覚的に把握してことで作業がスムーズに進んでいたこともあったりして、紙は紙の良さもありました。でもやっぱり今の方が圧倒的に便利ですね。もし可能だったらそういった紙の良さの部分もKiinnovatorで代替できると嬉しいです!